研修旅行で厚真の西埜馬搬、厚真災害復旧見学

厚真

11月12日~13日に厚真、平取、穂別で研修旅行を行いました

初日は宿泊を伴う参加者15名は札幌駅の北口に集合してバスで厚真の西埜馬搬さんに向かい日帰り参加者3名は自家用車で現地集合しました。

西埜馬搬さんでは、ばん馬をリタイヤした馬を2頭を使って家にいた2頭(ポニーと道産子はイベント等で活躍中)の話やご自宅は震災後に仲間と3年かけて建てた話を聞きました。

又、馬を使う理由は重機で道を傷つけない、大事な木を守って周りの木を道路まで出すには、狭い所に行ける馬を使うのが便利とお話しされました。

その後、実際に馬を使っている近くの山に移動し作業の様子を見せてもらいました。

現地で見る馬は大きく(体重約1トン)年齢は9才と15才ですが、優しそうな顔と瞳が印象的でした

実際の作業を見せて貰うと掛け声と共に大きな木を引っ張り藪の中ら引きずり出します。

何より凄いのは人により日本語で「前」「止まれ」と言う人や「ヤップ(と聞こえた)」と外国語でもきちんと反応していた事。まるで言葉を理解しているのかと思うほどでした。

昼食を食べてから選木の方法について説明が有り青いテープは残し黄色のテープは切るとの事でした。

見学を終えて次に向かったのは厚真町総合福祉センターで、ここから被災地ガイド原さんの案内で6年前に発生した地震の災害復旧現場に全員バスで移動しました。

バスの中で地震の規模(表層が崩れた面積が44~48㎢と日本で最大級)や断水が1ケ月続いた事等を聞きました。

厚真ダムでは斜面が崩れ予備放水用の水路を埋め尽くし、重機が使えず自衛隊の方が全てスコップで掻き出した話を聞きました。

その後、厚真研修センターに戻り宿泊場所の平取「ゆから温泉」に行き翌日はむかわ町立穂別博物館を見学して札幌に戻りました

西埜馬搬さんを見学
馬搬の様子
厚真ダム復旧の様子
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