四季の植物

札幌市南区にある本拠地「澄川の森」を中心に、市内清田区にある「有明の森」や出張作業で伺う支笏湖周辺の森、そこで出合った四季折々の山野の花々やさまざまな木花などを、年4回のシリーズでご紹介して行きます。

サラシナショウマ(キンポウゲ科)

笹刈りをした植栽地に多く見られる様になってきた。根茎を乾燥させたものは漢方薬に。
長い柄に白い小さな花を円柱型に付け弓なりになる早春の若葉は山菜として食べられる。

2019/9/10 澄川キャリコ道(D-2区) 撮影:三橋

ベニバナイチヤクソウ・紅花一薬草(イチヤクソウ科)

山林の日陰に自生する多年草。
常緑の多年草と言うが、まだ見た事がないので確認してみたい。
花は小花で総状に下向きに咲く。菌類と共生して栄養を取る。

2019/7/21 澄川(C-1区) 撮影:三橋
2019/8/1 澄川物置小屋前 撮影:三橋

ツユクサ

ツユクサ科の一年草。
朝咲き昼にはしぼむことから、そのはかなさを露にたとえてこの名が付いた。
黄色いおしべを蛍の光に見たてて別名蛍草ともいうとか。

2019/8/22 澄川上流橋(C-1区) 撮影:三橋

キツネフリ(ツリフネソウ科)

林内の湿った道端に咲いている。花の型が船の型をしている。黄色で船の型をした花がさがっているので黄、つり船。

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フッキソウ(富貴草) ツゲ科