コナラ(小楢) ブナ科・コナラ属
澄川の森にコナラが自生していますが、未だこれがコナラの木だと特定できていません。
物置小屋の広場からB-7区東側縁の小路をB-5区へ向かう左手の林にミズナラと混在しています。
少し上り坂で、右肩下がりの木の根がゴツゴツと地表に露出しているこの小路を、秋にミズナラ、コナラ、ホオノキの落葉をガサガサ言わせて歩くのが私は好きです。でもまだコナラと特定できた木を見付けられていません。
葉は単葉で互生、葉身はミズナラよりずっと小さく、雌雄同株。ミズナラの葉柄はほとんどないがコナラは約10mm位有ります。コナラ属は全て花粉を飛ばす風媒花。昆虫に花粉を運んでもらう必要がないため花は小さく目立たず、香りもありません。これはブナ科の共通する性質です。
※参考文献:ドングリと松ぼっくり