かんじきを作ろう
熊も私たちも大好きなコクワ(さるなし)の実。でも、木にとっては怖い存在です。その蔓に一度とりつかれたら全身蔓で覆われて、枯死は免れません。天然林では、それも自然のサイクルで、コクワの実は多くの生き物を育んでもいます。しかし、自然のバランスから外れた人工林においては、コクワの恵みは期待できません。私たちは、天然林のコクワは極力切らず、人工林のコクワはきれいに整理しています。
そんなコクワも、雪深い北海道では冬の足「かんじき」の材料として無駄なく使われてきました。
私たちは、先人の知恵に習い、かんじき作りに挑戦しました。その顛末を公開します。
この冬、手づくりのかんじきで新雪を歩いてみませんか?