キタコブシ(北拳) モクレン科
10月8日澄川活動日、キタコブシの実の写真です。
山を歩いていて実がパラパラとしか付いていない木は今までも見て来ましたが、こんなに鈴なりに付いているなんてびっくりです。
避難小屋から南に少し歩いた所、E-4地区です。樹木の花の咲き方や実の成り方に裏・表があって一年毎に変わるというのは聞いたことがあります。この木は今年表だったのでしようか。ミズナラもドングリが一杯でした。
昔は田植えの指標木として、別名タウチザクラと言われたり、花が上を向くと天気だとか、下を向くと雨が多いとか、天気予報がなかったので頼りにされたのでしよう。
名前のキタは本州のものより葉や花が大形なので区別されたようです。又、コブシは人の握り拳に似ていることから名が付きました。実は、熟すと中から赤い種が糸を引いて出てきます。
写真/文:西野(澄)