イワガラミ(岩絡み) ユキノシタ科

数年前、研修旅行で知床世界自然遺産を旅行した時の事です。原始性の高い生態系豊かな森の中、学芸員の方からいろいろな説明を受けた中にこれがイワガラミです、という植物がありました。

初めて聞く植物だったので、流石知床だなーと感動しました。その数年後、我が澄川の活動地で発見しました。澄川の駐車場に入る手前、右カーブの所。小笠原工芸の向かい側です。

相手になる木にうまくよじ登れず、うずくまった様な状態の木でしたが、あー澄川にもあるんだーと感激!でした。

その後もあちこちで発見しています。分布としてはD-3辺りを境に北側に見られます。この間まで作業していたF地区でも見られました。

この写真は10月21日澄川南小6年生卒業記念植樹の日、すぐ北側の森、イタヤカエデに巻き付いているイワガラミです。

全体がきゃしゃな姿なので夏、緑が旺盛な時にはなかなか見付けにくいです。

(文/西野(澄))

写真:三橋