シマエナガ(島柄長) スズメ目・エナガ科・エナガ属

北海道にいる小さな鳥、クモや木の実、樹液などを食べる。全長14cm、体長6cm、しっぽが8cm。日本には4亜種が繁殖しているとされる。亜種シマエナガは北海道で繁殖、頭部全体が白いこと以外は亜種エナガと変わらない。

シマエナガのシマは縞ではなく島で、限られた特定の地域のことで、この場合は北海道を表す。

雪の妖精と呼ばれ、冬場は寒さをしのぐためにフワフワ・モクモクの姿をしていてとても愛らしいが、夏は別物になるらしい。

鳴声はジュリリィ、ジュリリィ、チチチチと一年中鳴く。

12月2日、A地区の作業帰り、キャリコ橋を渡って右カーブの坂を登ったあたりから鳴き声が聞こえ、樹上を見上げると10羽位が梢を飛びかっていたが、姿を捉えるのは難しかった。

(写真・文/西野(澄))

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