空き地はオアシス

空き地は小さくとも一つの世界を作っています。

夏は草を刈りゴミ箱の周りを掃除します。隣地のこの空き地はコウリンタンポポ(写真の右下)等外来も多いが、時期が来るとササバギンラン、ヒトリシズカ、クルマユリも咲き、バッタやカナヘビが棲んでいます。昔からの西野のスズメも復活してヒヨドリ(温暖化のため今年は未だ渡ってこない)や土鳩(写真右側の電線)に混じってキジバト、たまにエゾリスや一昨年は希少種クロテン(証拠写真あり)やエゾシカまで来て、都会砂漠のオアシスです。

近隣の人達に落葉が嫌われたので、協会の矢澤さんに空師をやってもらい丸坊主になったミズナラ二本がこの共生の主役です。

(文・酒井)

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