キボシアシナガバチと巣
昨年の秋、場所は少し離れているのですが、2度このハチの巣が作業道に落ちているのを見付けました。
初め落ちているのを見て、きれいだね!で終わっていましたが、2度目になると、うん? 本当はもっとあるのではないかと思い始めました。調べてみました。
このハチは一つの巣で働きバチの数は多くて20匹位、育室数は普通100以下で小さめ、低山地の樹木の地上約1~2mの高さにある枝や葉の裏に巣をつくります。スズメバチに比べると、毒性は弱めですが毒針を持っているので不用意に刺激すると攻撃され、アナフィラキシーショックを引き起こします。
春、女王バチは冬眠からさめ、働きバチを生み、育て、次の女王バチを生むと秋には働きバチと共に死んでしまいます。(写真・文/西野(澄))
キボシアシナガバチの特徴
・背中の上に模様がない ・背中の後ろに細い黄色い帯が走っている
・腹部に茶色の帯がある ・全体的に茶色っぽい
・約12~18mm程度など