ミズナラ(水楢) ブナ科 パートII

写真は前回の冬芽がベランダで陽光を受け、芽生えたものです。しっかりコーティングされた様に堅かったのに弱らかくみずみずしい緑の葉が出て来ました。

今シーズンの第1回のセミナーは、森林総研・尾崎研一先生の「ナラ枯れの北海道への侵入と今後の防除への提言」というお話しでした。北海道でミズナラを枯死させる「ナラ枯れ」は2022年頃には被害木が発見されています。ナラ枯れはカシノナガキクイムシ(以下カシナガ)という害虫が、ナラ類を枯死させる病原菌(通称・ナラ菌)を媒介することで起きる。カシナガが樹木の幹に多数穿入すると、ナラ菌の働きで通水阻害が起こり、樹木が枯死する。現在ナラ枯れは渡島半島南部に限定されており、予想では10年後でも被害の拡大は北海道の一部に限られるとされる。気温上昇が年々高くなっている今、ナラ枯れの拡大が心配される。というお話しでした。 

写真・文/西野(澄)

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