四季:森に咲く春の花々
札幌市南区にある本拠地「澄川の森」を中心に、市内清田区にある「有明の森」や出張作業で伺う支笏湖周辺の森、そこで出合った四季折々の山野の花々やさまざまな木花などを、年4回のシリーズでご紹介して行きます。
四季:森に咲く春の花々
ミズバショウ(2019/4/19)
サトイモ科の多年草。澄川で南から北へ流れる右精進川沿いの湿地帯に、春早くから真っ白な仏炎苞に包まれた小さな花が沢山付いて咲き、沢が長い帯のようになります。
マムシグサ(2018/5/17)
春、気持ちの悪い、タケノコみたいな芽を出し、大きくなると緑色のヘビの鎌首みたいに突き出す。秋の実もまた、グロテスクに緑から赤へと熟していく。
フデリンドウ/筆竜胆(2018/5/15)
リンドウ科。
閉じた花の形が筆に似ている所から名付けられた。晴れた日にだけ開花して、曇や雨の日には閉じているのでなかなか見つけられない。
マイヅルソウ/舞鶴草(2018/5/27)
澄川の森ほとんど全体に分布している。
地下茎が伸び群生する多年草。春、真っ白な花を付けて、秋には真っ赤な実になる。