春から夏へ 4種の山野草
札幌市南区にある本拠地「澄川の森」を中心に、市内清田区にある「有明の森」や出張作業で伺う支笏湖周辺の森、そこで出合った四季折々の山野の花々やさまざまな木花などを、年4回のシリーズでご紹介して行きます。
フタリシズカ/二人静(センリョウ科)
笹刈りをした林床の陽だまりに、ぞっくりと顔を出していた。
一人静の近縁、多年草。
ヤマシャクヤク/山芍薬(キンポウゲ科)
森の木陰にひっそりと佇む様に咲く多年草。
美しい女性にたとえた、立てばシャクヤクの花。
クルマユリ/車百合(ユリ科)
少し明るい林の中に、背丈70cm位ですくっと立つ。
花びらは朱赤色で反り返り、下向きに咲く。
ヨツバヒヨドリ/四葉鵯(キク科)
白色または紫色の沢山の小花を茎の先に咲かせる。高さは1m位の多年草。