ハンノキ(榛の木) カバノキ科

高さ10~20mになる落葉高木、地下水位の高い湿地や低湿地を好む。 葉は単葉で互生、雌雄同株。4月、葉より早く開花する。雄花序は枝先に付き、尾状に垂れ下がる。雌花はその下に5~6個、木質の松ぼっくりに似た果穂を付ける。こ […]

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ヤチダモ(谷地梻) モクセイ科

ヤチは谷地、タモは霊(タマ)の転化という説があります。湿地帯に生える落葉広葉樹で寿命は長く、巨木になり道内では最高410年と測定されている木があるようです。 澄川では右精進川添いの湿地帯に多くあり、秋の黄葉はとても美しく […]

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ツルマサキ(蔓柾) ニシキギ科

上流橋と中流橋のちょうど中間辺り、湿地帯の中にヤチダモの木があり、その2・3本の木に付着根を出して這い上がっています。 常緑樹です。葉はお正月、神棚に使うマサキより小形でやや細長く光沢があり革質。 花は6月~7月頃咲く様 […]

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澄川の自然 植物番外編

今回は山路を歩く人達があまり目をとめる様子もなく、ただ、通り過ぎて行く目立たない小花達を4種類紹介します。 マイヅルソウ(キジカクシ科) 葉は卵円形で葉脈が縦に走り、形が鶴の舞姿の羽に似ているところから舞鶴草という和名が […]

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コナラ(小楢) ブナ科・コナラ属

澄川の森にコナラが自生していますが、未だこれがコナラの木だと特定できていません。 物置小屋の広場からB-7区東側縁の小路をB-5区へ向かう左手の林にミズナラと混在しています。 少し上り坂で、右肩下がりの木の根がゴツゴツと […]

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ヤドリギ(宿生木) ヤドリギ科

樹上生活をする半寄生の常緑広葉樹、雌雄異株。さまざまな落葉広葉樹に寄生して、宿主が葉を落とすと緑色の円い姿を現します。 ヤドリギの種子はとても粘り気のある果肉で、鳥に食べられても消化されず種子と一緒に排出され、木の枝など […]

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ハウチワカエデ(羽団扇楓) カエデ科

写真は、キャリコ橋から沢沿い、西側の土手に4~5本あるハウチワカエデの一部です。丁度、陽光がさし、燃える様な今一番見頃な紅葉になっていました。 形は天狗の羽団扇に似て9~11に浅く裂け、葉柄は葉身の1/2~1/4と短い。 […]

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澄川の自然 秋の植物

シャクジュウソウは7月に出会いました。夏の紹介に間に合わなかったので秋の部で紹介します。ウルシ は秋一番にあざやかに紅葉します。北海道の自生種はヤマウルシ(キウルシ)、ツタウルシ、ヌルデの3種。雌雄異株です。 シャクジョ […]

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ヌルデ(白膠木) ウルシ科

広場のすぐ横、苗畑の中にコブニレと一緒に生えていて、2本とも植えた訳でもないのにすくすくと育っています。 北海道ではツタウルシ、ヤマウルシ(木ウルシ)、ヌルデの3種が自生していて、ヌルデは一番ウルシ特有のかぶれが弱い様で […]

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クリ(栗) ブナ科

写真は全体にまだやわらかな緑色を残し、葉の上に雄花が下がり、雌花がやっと実を付けたところ。秋のイガ栗に比べういういしさが残っているところですね。 果実は縄文時代から大切な食料として利用され、今は日本人にとって秋の味覚とし […]

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